日本MISt研究会

ご挨拶

謹啓 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

この度2019年2月16日に節目となる第10回日本MISt研究会(第11回中部MISt研究会合同開催)を担当させていただくことになり、大変光栄に存じます。MIStという言葉が誕生して10年余、脊椎外科の一つの手技としてある程度認知されてきていると感じる一方、まだ脊椎外科のmajorityになり切れていないため、PPSの手技点数を引き下げようという動きもみられ、対応に苦慮せざるを得ない状況にあることも事実です。しかし、MIStの技術そのものは低侵襲性の観点から、患者さんにとって朗報と言えると思います。ただ、技術を要する手技なだけに、誰にでも行える主義ではなく、訓練と設備の準備を余儀なくされる手技と言わざるを得ません。MIStの手技を普及させるためには手術技術トレーニングを充実させなければ安全で安心な手技を普遍的に供給することはできません。そこで、今回の日本MIStのテーマを「MIStの教育・トレーニングを考える -MIStを安全に普及させるために- 」といたしました。

今まで、手術手技のトレーニングは座学と、先輩医師の手術見学、ソーボーンなどを用いたトレーニングに頼ってきました。本来ならばカダバーを用いたトレーニングが理想だと考えますが、法解釈の問題で本邦では簡単にカダバートレーニングができる環境にありませんでした。長年この問題に取り組んで法解釈の問題も解決し、本邦においても堂々とカダバートレーニングができるようにいたしました。

本来、低侵襲手術手技を浸透させるためには、従来法と比較して遜色ない、もしくはそれ以上の成績が得られて初めて認知されるものだと思います。事実、出血量の減少や入院期間の短縮など、目に見えるデータも上がってきております。ただ、この技術をより普及させるためにはより多くの脊椎外科医が、この技術に携わっていただく必要があると思います。特に、若手医師がこの技術に携われる環境を創っていくことが必要だと思います。

幸い、東海地区でもカダバーを用いた手術技術トレーニングを安定して行える環境が名古屋市立大学解剖学教室の植木 孝俊教授のおかげで整いました。これからは、学会が主導して手術技術トレーニングを行う環境を整えていかなければならないと考えています。本会がその環境を整える一助になるような会にできましたら幸甚に思います。是非とも先生方のご協力をいただきまして本会を有意義なものにすべく努力いたします。

謹白

2018年6月吉日

第10回日本MISt研究会
会 長 蜂谷 裕道
医療法人蜂友会 はちや整形外科病院 理事長

医療法人蜂友会はちや整形外科病院内
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